毎年のこと
亡くなった翌年から数えるから12回目のはず。毎年夏の恒例行事はいつもよりちょっと早めにやりました。
どっちかといえば誰より欠かさず参加しそうな人が真っ先にあちらに行ってしまい、置いておくビールが2杯に増えた。店員のお姉さんが人数とオーダーの個数に首をかしげる。そりゃそうだよね。
出会ってから20年。途中で新たな仲間が加わったりしながらここまで生きてきて、各々変わったこともたくさんある。自分もそう。あの頃はこんな風に「歌をうたう」自分になるとは思いもしなかったからなぁ。総括するのはまだまだ早いけど、これが「自分の人生」にちゃんとなっているのだなと、そう思う。
背負うものが増えたよなと言うけれど、それはお互い様。音楽のたのしみかたというのはきっと忘れはしないから、いま思い出せなくたって何の心配もない。いずれまた歌いたいと思う日がやってくるのだと、そう思う。それがすぐだったのか、ずっと先にあるのか、それだけの違い。
彼らの見たかった世界を見て、それを伝えてやろうじゃないか、なぁ。
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