BGMのはなし
最近、イベントをやるときに結構こだわるBGM。先日の誕生日2DAYSで流した曲も実はそれなりに意味ありの選曲でした。
というわけで、どんな曲を流したか書き残しておこうかなと思います。想い出も添えて。
1.二人は恋人 / 森高千里
高校生の頃からいろんな音楽に触れてきたのですが、のめりこんだ女性Voのひとりが森高千里さん。このPVでは本人がドラムを叩いてて、わたしは練習がてらそれをコピーしよう!と意気込み、コマ送りも駆使しながら何度も繰り返し見ました。そんな思い出のある曲。
2.スターゲイザー / スピッツ
今でこそわたくしスピッツのヘビーリスナーですが、この曲が出た頃はまだ多少聴いているというレベルでした。のちにバンドマンでカラオケに行ったときにこれを入れられて、そこから数時間スピッツ縛りにされるという苦行のような展開がありました 笑。それをきっかけにあれこれと聴き始め、結果コピーバンドまでやる今のレベルに至ります。
3.Re-FLIGHT ~あの日描いていた大人になってるかい?~ / LINDBERG
リンドバーグは中学生ぐらいで聴いたのが最初。一度解散し再結成したときに、昔の曲の再録を聴いていまいちだなと思ったのですが、この新曲を聴いたときにリンドバーグが帰ってきた!ととても感動したのが想い出。
4.君に逢いたくなったら… / ZARD
森高千里と同時期にはまったのがZARD。音楽をやっていればいつか会える日が来るんじゃないかなんていう夢を持っていた10代。だから泉水さんが亡くなった時は本当にショックでした。その時に何度も何度も聴いたのがこの曲。1曲選べと言われたらこれ。
5.君のことが好きだから / AKB48
AKBがブレイクした頃に掘り下げていろいろ聴いてたらなんか妙にいい曲があるなと思って、クレジット見たらまさかの織田さん。元々プロデューサー目当てでいろんな曲聴いてた時期もあったんですが、あらためてクリエイターの力ってすごいなぁと思わされた曲。
6.夏の朝にキャッチボールを / ↑THE HIGH-LOWS↓
今はもうない新宿のマクドナルドでメンバー募集で連絡を取った人と会った。お互いハイロウズが好きで意気投合して、じゃあ好きな曲は?って話になったときにその場にいた3人が揃って挙げたのがこの曲。これがなかったらROB☆STARというバンドは生まれなかったかもしれないのです。
7.ジェニー / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
とあるイベントで一度だけミッシェルを生で観た。その時に一番かっこいいなぁと思ったのがこの曲。あとから音源で聴いたのですが、やっぱりライヴバンドの曲はライヴが一番かっこいいんだなぁとその時思った。
8.ワンダーフォーゲル / くるり
くるりはいろんな曲調のうたがありますけど、一番好きなのはこの路線だったりする。型破りすぎず、しっかりとROCK。かつてコピーバンドやったときの動画で見知らぬ方が“ホンモノ?”ってコメントしてたのがめっちゃおもしろかった。
9.いつもどこかで / 玉置浩二
CDをめちゃくちゃ買い漁ってた二十歳過ぎ。ちょうどドラマだなんだとタイアップがつきまくっていたのもあり玉置さんソロは結構聴いていた。それよりもずいぶん後にリリースされた曲ですが、ただただ良い。このチョイスは玉置さん好きの人に当日ほめられました 笑。
10.流星 / 吉田拓郎
ベスト盤で初めて聴いてぐっときたこの曲を後に下北の路上で夜な夜な歌うようになるなんて想像もしなかった。この曲のおかげでできたともだちもいる。忘れられない曲のひとつ。生で聴いた時には泣きました…。
11.It's All Right / Be-B
これもまた高校生くらいに聴いていた曲。バカスカCDを買える時代じゃなかったからテープにダビングして通学時にウォークマンで聴いてたっけ。かつてBe-Bさんとlaboでご一緒したときは本当にうれしかった。出会わせてくれた竹さんに感謝。ありがとうございました。
12.DON'T STOP BELIEVING / ZIGGY
自分のギタリストとしてのルーツはBOØWYとブルーハーツとZIGGYにあります。やったことのある曲であれば身体が覚えてますんで多分すぐ弾ける。流したい1曲は悩んだ末にこれ。今聴いてもかっこいいなぁって思うし、この歌詞はまだまだ響く。
13.道があるなら / SION
不思議なご縁で友だちになった方が好きだって言ってたのがSION。んで、気になったんで聴いてみたら見事にハマる。その中でも曲としてすごく良いと思ったのがこれでした。ソロ活動初期は結構ライヴのセットリストに入れさせてもらったりもしていました。
14.雑種 / ザ・マスミサイル
ROB☆STARを組む半年くらい前、「ライヴするから見に来てや」って言われて吉祥寺のライヴハウスに観に行ったのがマスミサイル。その頃からやっていたのがこの曲。いつだって憧れのボーカリスト。だから面と向かってよっくんと呼べず、高木さんって呼んじゃう。
15.JUMP / 忌野清志郎
清志郎さんは年をとってもずっと歌い続けていると思っていたのに、想像していたよりもずっと早くに旅立ってしまった。その後でこの曲に出会って、気づいたらボロボロと泣いていた。喪失感っていうものをあらためて教えてくれたのは、きっとこの曲。
16.メモリー・バンド / 東京スカパラダイスオーケストラ
何かを続けていけば多少なりとも経験が増えていく。でもどこかで“最初のこと”ってのを覚えていないとなぁ、ってのをあらためて感じる時がある。長いキャリアを重ねてきたバンドだからこそ重みを感じるメッセージ。スカパラのカッコ良さが溢れる1曲。
17.サヨナラの意味 / 乃木坂46
もちろんその姿を生で観たわけではないんだけれど、画面に映るその日の橋本奈々未という人の背中は本当に凛々しいと思った。別れに色を添える曲はどうしてもそういう印象になるのかもしれないけれど、名曲。
大昔から最近まで、わたしの40年で聴いた中から厳選した17曲がこちらでした。これだけ広範囲で一貫性のないプレイリストもそうそうないだろうと我ながら思う 笑。
なんだけれど、それぞれにちゃんと想い出とか好きな理由とか、そういうものが詰まっていて、音楽的に何らかの影響も受けている。並べてみると"自分のルーツ"といっても過言ではない選曲なのです。
そうやってときどき振り返ってみるとやっぱりたのしいし、来てくれる方には聴いてもらいたい。というわけで、また来年そんなことを考えながら、誕生日のBGMはセレクトしようと思います。以上。
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